酒づくりの原点◇生もと造り

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◆◆◆ 白瀧《生もと造り》純米 発売 ◆◆◆

◆白瀧《生もと造り》純米酒720ml 1,100円(税込1,210円)
◆     〃       1.8L 2,200円(税込2,420円)

昨年も大好評でした!
白瀧酒造より特別なお酒が入荷いたしました。


「生もと造り」とは、山廃仕込みよりも更に昔ながらの手間暇かかる造りで新潟県では造っている蔵元はほとんどありません。白瀧の「生もと造り」は飲み口良く、心地よい旨みの広がるお酒でしたが今回はどうでしょう?◇下記は以前の「生もと造り」のコメントです。

◇6年前の「生もと造り」コメント
試飲してみると・・
 まず軽さにビックリ。昨年同様にじんわりとした旨みの広がりが心地良い味わいですが、強い酸も無くクセを感じません。昨年産も飲む人を選ばない味わいでしたが、より万人が旨い酒となりました。本来の「生もと造り」をご存知の方には「飲みやす過ぎる」「物足りない」と感じられる方も多いかもしれませんね。しかしながら、「生もと造り」の昔ながらの強い味わいを「現代の嗜好に合わせた」と考えると杜氏の腕を感じます。軽口ながら口の中の旨味の広がりは無濾過以上かもしれません。
◇4年前の「生もと造り」コメント
 滑らかですがまだアルコール感があるでしょうか、もう少し熟成が欲しい様な・・。以前同様な旨味の広がりはありますので十分に楽しめる味わいですが、待ちに待っただけに期待感が大きいのかもしれません。もう少し味わいが欲しい方は、更に半年ほど冷暗所で熟成させてからお試しください。
◇3年前の「生もと造り」は・・・ 
 昨年よりも軽く感じます。口当たり滑らかで飲み口良いのは例年通り、少しマッコリの様な乳酸を感じるまろやかな旨味・・白瀧らしい「生もと造り」です。しかし、進化を感じます。きれいです。純米酒とは思えないクリアな質感がすごく良いです。お勧めしたいお酒です。
☆冷やしてみたら「冷や」がなかなか良いです!お酒のきれいさと旨味と酸が上手くバランスした滑らかで切れ良いウマウマ!良い酒です~。裏ラベルを見ると蔵元では御燗を勧めていますが冷やも良い!前杜氏の山口氏も安心ですね!
◇2年前の「生もと造り」は・・・
 昨年よりもさらに軽くキレイな味わいです。昨年はクリーミーでやや甘さを感じましたが、今年は飲み口が良いのですがやや辛口よりに感じます。まろやかな酸に「生もと」を感じますが、より普通のお酒として美味しい上質な味わいに感じます。もっとクセが欲しいような・・美味しいので良いのか・・。
◇昨年の 「生もと造り」は・・・
 軽さは宣機杜氏の造りになってから変わりません。なめらかでコクがあり・・今年は酸を強く感じます。3年前の造りに近いでしょうか?キレイで滑らかな飲み口は純米酒にありがちな引っ掛かりがありません。
 もう少しコクが欲しいと感じますが、冷暗所の常温で熟成できるお酒なので、お買い上げ頂いてから熟成して頂ければコクが増すと思います。
 明らかにお燗で美味しいお酒だと思いますが、3年前の経験だと冷やもイケるのではないかと思います。

☆冷やを試してみたら良いです!旨味のあるお酒は室温程度が一番美味しいことが多いのですが、ぜひ冷やもお試しください。今のところ 冷や = お燗 > 室温 でしょうか。開封して空気に触れたことによる変化もあると思いますが、開封直後よりも濃厚で旨味を十分に楽しめます。お勧め!

◆今年の生もと造りは・・・
 過去のコメントによくあるようにまず第一印象は「軽さ」と「クセの無さ」です。「生もと造り」への印象からどうしてもそのように感じてしまうのかもしれません。しかし、じっくり飲んでみると軽く感じたのは口当たりの良さのため?やや熟成感を感じます。飲みやすいので万人受けする味わいかもしれませんが「生もと」の個性が欲しい方には物足りないかも。
 冷やしてみると・・冷やした方が味わいの強さを感じます。酸も強く感じるのでインパクトの欲しい方は冷やして飲んでも良いかもしれません。お燗で美味しいのはもちろんです。

開封して時間を置くと酸と旨味が増しますので「生もと」らしさが欲しい方は時間を置いてからお試し下さい。

魚沼では唯一の味わい!是非お確かめください。

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