にごり酒&しぼりたて熟成酒 販売開始

◆◆◆ にごり酒&しぼりたて熟成品 販売開始 ◆◆◆
当店にて特別に冷蔵熟成した「にごり酒&しぼりたて」販売開始いたしました。
☆☆☆ 酒は熟成で旨くなる! ☆☆☆
特に八海山純米吟醸しぼりたて<赤>は、華やかさに濃厚な旨みが加わり最高に旨いです!
他では味わえない品!ぜひお試しください。

※当店では熟成温度を一定にするため、すべてのお酒を段ボール箱に入れて冷蔵熟成しております。冷蔵庫はサーモスタットにより、5度設定の場合3度~7度ほどの幅で温度変化があります。新聞で包んだり、段ボールに入れて保管することでお酒の温度変化を防ぎ最適な熟成が出来るのです。
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――――― 「熟成」について説明いたします。―――――

ワインと同様に日本酒にとっても熟成は重要です。
一般にはあまり知られてはいないようですが、高級酒のほとんどは最低半年以上の熟成をもって出荷されます。(この熟成によりアルコールがなじみ、まろやかな風味となります。当店で販売している高千代“秘蔵酒”は5年以上熟成させたお酒です。)普通酒も本当は熟成させた方が良いのですが、あまり熟成させずに出荷されているものが多いようです。
清酒の熟成温度はメーカーによって意見が違いますが、私は大体以下のように考えています。
品質を変えたくない場合  -5゜C前後
長期熟成させたい場合  0゜C~5゜C
早期熟成させたい場合  5゜C~15゜C
( 繰り返しますがメーカーにより意見が違います。)
当店ではすべての高級酒を0゜C~5゜Cで冷蔵保管しています。年に一度しか発売されないお酒もありますので、このような冷蔵保管が大切になるのです。
当店でお買い求めになられた高級酒の製造年月日が古い場合はこのような熟成酒なので、よりおいしく召し上がっていただけると思います。
先日、蔵元で冷蔵庫で保管されていた(忘れられていた?)鑑評会酒が発見されました。10年前のお酒と5年前、3年前のお酒です。保管温度は0゜~5゜Cです。それらを今年の鑑評会酒と共に試飲してみました。
熟成されたお酒はやはり旨いです。どれもアルコールのきつさが無く、スムースでまろやか、旨み深いお酒となっています。10年物も5~3年物もさほど大きな違いはありませんでした。まあ3~5年熟成させれば十分ということでしょう。一転、今年の鑑評会酒と比較試飲してみると・・あたた・・今年の鑑評会酒はとても飲めたものではありません。もちろん今年の鑑評会で金賞を取ったお酒ですので最高に美味しいはずなのですが・・香りはありますが軽くて薄っぺらな味わいに感じてしまいます。良いものを先に飲んでしまってはだめですね。今年の鑑評会酒も製造から8ヶ月は熟成されていますがそれではまだ不十分だということです。

*瓶詰めにて保管熟成する方法は鑑評会酒等で行われており、タンクで熟成するよりも温度を均一に保ちやすいので有利とされています。

雪国酒舗 金沢屋  店主 高野匡介
〒949-6408   新潟県南魚沼市塩沢521
Tel 025-782-1135   Fax 025-782-1137
メールアドレスshop@kanazawaya.com  ホームページhttp://www.kanazawaya.com

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